“料理が好き”を貫く

Atsushi Yokomichi

横道 敦 直営事業部 料理長

Atsushi Yokomichi | 横道 敦

独立するために、居酒屋業態へ

新卒で入社したのは、ディズニーホテルでした。そこで大好きな料理人としての道がスタートするのですが、仕事を進めるうちに色んな制約も感じはじめ、いつしか大好きな料理と向き合うというより、「問題にならないようにするには」という思考になっている自分がいました。もっと、お客様を喜ばせたい、もっといいやり方を追求したい、そんな風に考えるようになっていくにつれて、「独立」という夢を追いかけている自分がいました。

「独立したい!」と想い始めたものの、料理を作ることしかしてこなかったこともあり、独立する力が足りないことは明らかでした。特に、接客や採用育成、そして財務面については、経験も知識もゼロという現実。11年も修行してきたにも関わらず、そんな状況の中でどこにいけば、このギャップを最速で埋める事ができるか考えました。その結果、これまで全く携わってこなかった居酒屋こそが、独立のために必要なことを学べる環境なのでは?と考え、居酒屋に転職することを決めたのです。

経営における「人」の重要性を、痛感できた

ダイニングエッジ入社後は、得意の調理技術をいかし既存メニューのレシピ見直しを行いました。「ただ美味しくする」という事であれば簡単なのですが、原価率や手間が増えないようにしながら、改変するということにとても苦悩しながら、日々改変を繰り返しています。

もちろんこれらも大変ではあるのですが、ダイニングエッジに入り、居酒屋やそもそも「経営」においてとても重要だと痛感したのが、「人」についてです。正直、前職ではアルバイトの採用や対応に困ることはありませんでした。でも、小さな組織では1人辞めるだけで、その後の対応をどうすればいいか、新たな人が来るまでどのように仕事をすればいいのか、全く予想がつかなくなるのです。

経営が「自分事」だから、会社にも率直に伝える

「どうしたらアルバイトさんが辞めずに、長く気持ちよく働いてくれるだろう?」以前は考えもしなかったようなことを、考えるようになりました。気づくと私は、アルバイトさんが入社した際には必ず、「この職場はメンバー同士がフォローしあう環境が整っていて、とても安心して働ける環境だよ」ということをしっかり認識してもらえるように、必死で伝えるようになっていました。これまでの私だったらあり得ないことなんです。ベンチャーだからこそ、人のことも経営も、自分事なんです。

だからこそ、会社に対して「もっとこうしたらいいのに」と思うことも率直に伝えるようにもしています。普通の感覚だと「こうしたら良いのに!」って思っても、「どうせ会社に言っても無駄」と決めつけて言わずに、陰でぐちぐち言うことって、よくあると思うんです。でも、ダイニングエッジはそうじゃない。ダイニングエッジは自分が思ったことを提案して、受け入れてくれる可能性がとても高い会社です(実際に通ることもたくさんあるんです)。こんな事は、調理学校では学べませんよね。

独立に向けて、会社を使い倒す

こういう経験や悩みを、いきなり独立して感じるのではなく、この環境で経験できるのは、とても恵まれていると感じています。今は「次は洋食業態にチャレンジしよう!」と新たな挑戦の機会も頂いているので、この環境をおおいに使い倒して、独立に向けてもしっかり準備しようと思っています。

同僚からのメッセージ Member Introduction

横山 歩叶 横山 歩叶
皆から「みっちー」と愛称で呼ばれています。キッチンの清潔を常に保ってくれて、衛生管理と洋食はお任せあれ!頼れるお兄さんです。
黒沢 幸樹 黒沢 幸樹
料理の経験・知識が豊富で、お客様から評判のメニューを多数開発してます!優しくて責任感もあるので頼りになる存在です!
村磯 貴弘 村磯 貴弘
調理をしている時は真剣な方ですが、普段はよく笑い、よくふざけるON,OFFが素敵な方です。

Cross talk

転職者の本音トーク

ダイニングエッジに転職してぶっちゃけどう?